まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

須磨浦漁港で小魚五目を達成しました(2023年11月)

11月も後半に入り、急に寒くなってきました。先日、夜釣りに行きましたが肌寒く「アタリがないと辛いなぁ」と感じたので、今回は気温の上がる真っ昼間の釣行です。天気が良く日差しも暖かいのですが、海面を吹き抜けてくる風が冷たいせいか、須磨浦漁港の堤防も釣り人の姿はまばらです。

それでは準備を始めましょう。本日のタックルはこちら。

【ロッド】OUTBACK BEYOND S756L【リール】ヴァンフォードC2500SHGの組合せ。ラインはPE0.6号にフロロの8lbリーダーをセットしています。そうです、今回はライトソルトではありません。ちょっと試したいことがあって、少し強めのタックルで来ました。まずは…。

アーバンシュリンプをセットした7gのフリーリグを組んで堤防の際を探ってみます。アジングしていると、チヌが堤防沿いをウロウロしているのを良く見かけるので、ルアーにも反応するのか試してみました。…しかし、30分やって反応なし。というか、泳いでいるチヌの姿もありません。少なくとも今日はノーチャンスのようです。

ここでリールのスプールをフロロの5lbを巻いたものに交換します。仕掛けもカワハギ用に変更。これにパワーミニイソメをつけて堤防際を歩きながら探ってみます。すると…。

かわいいカワハギ君が食ってくれました。ですが、後が続きません。良型も泳いでないし、ボトムでも中層でもアタリがほとんどありません。あれ?今日は渋いなぁ。小潮の上げの途中、あまり水が動いていないのも低活性の原因かもしれません。1時間ほどで諦めてエサを変えます。今回持ってきたのは…。

食わせオキアミスーパーハード」、珍しく本物のエサ釣りです(^^;)。これをカワハギ仕掛けにつけて底まで沈めると…元気なアタリが出ました。

上がってきたのは小さなアイナメ…じゃなくてクジメかな。ここでさらに仕掛けを変更します。組み直したのは、「浮きフカセ」の仕掛け。

写真では分かりにくいですが、上から「ウキ止め糸ーシモリ玉ー浮きー絡み防止棒ースイベルーハリスー針」というオーソドックスな仕掛けとなっています。久しぶりに「ウキ釣り」をしたくなってオキアミを持ってきていたんですよね。といっても、コマセは用意していません。良型グレを狙うような本格的なものではなく、エサ取りサイズの魚に遊んでもらおうという「なんちゃってフカセ釣り」なので。ちなみにウキはうっかり00号しか持ってこなかったので浮きません(浮力ゼロですからw)。沈んでいく中でのアタリを掛けることになります。早速、エサをつけて投入。一投目からウキが消し込みます。鋭く合わせると、小気味よい引き。上がってきたのは…。

手のひらサイズのメジナ(グレ)。このサイズでも気持ちよく引いてくれます。遊んでくれてありがとう!メバル針6号をつけていたのですが飲まれそうになっていたので、伊勢尼5号にサイズアップしておきます。エサをつけ直して投入すると…。

今度はスズメダイがヒット。この後、小型グレが入れ食い状態になりました。しばらくすると小グレの下に青物系の魚が入ってきたので、これを狙ってみます。エサ取りをかわすために少し沖にキャストして仕掛けを馴染ませます。狙いのタナに入ったら、ラインに軽くテンションをかけて手前にフォールさせます。すると…突然ウキが真横に吹っ飛びました。すかさず合わせを入れます。よし!針に乗った。お、いい感じに左右に走ります。この動きは…。

上がってきたのは、20cmのサバ。元気な引きで楽しませてくれました。狙い通りに釣れると嬉しいなぁ。しかし、サバの群れは一瞬でどこかへ行ってしまい、連発はしませんでした。その後も堤防の近くで釣れるのは小グレばかり。少し良型がいないかと思って、先ほどのように沖から沈めて深いタナも探ってみますがアタリはありません。1時間半が経過して、そろそろ潮止まりで終わろうかと思っていた時に、少し違うアタリが来ました。合わせると、小さいながら叩くような引き…これはもしかして…。

上がってきたのはチャリコ(タイの幼魚)。お、五目達成だ…いや、六目達成ですね(^^;)。潮が緩み、ますます魚の活性が下がってきたので、ここで納竿です。

いつもルアーでやっていると半日やってアタリ1回なんてこともザラですが、エサを使うと小魚ばかりとはいえ、こんなにアタリがあるんだなぁと久しぶりに再認識しました。時にはこういうのも悪くないなぁ。まぁ、修行のようなルアーの釣りも好きでやってるんですけどねw。あー、楽しかった。次はどこに行こうかな。