まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

RGM spec.1の試し釣りに行ったら珍客来訪!?(2023年4月)

4月に入り、猛威を奮っていたスギ花粉も減ってきたので、ようやく外出できるかと思って城北公園にやってきました。時刻は11時半、汗ばむ陽気です。サクラは満開を少し過ぎて葉桜になりかけといったタイミング。

城北ワンドの方も3月までやっていた大規模工事が終了して、濁りも少しずつ収まってきた感じです。暖かくなり、アングラーの数も増えてきました。ワンド1つあたり、バスアングラーとヘラ釣り師合わせて15〜20人位います。全体で100人以上は来ているでしょう。管理釣り場みたいな光景です。さすが城北。

では早速、準備を始めます。今日のタックルはこちら。

ん?そうです、バス釣りではありません(^^;)。

【ロッド】RGMのspec.1 270…全長2.7mの延べ竿です。昨年末、釣りメインではない旅行の際に鞄の隅に入れておけるトラベルロッドとしてRGM(Rooster Gear Market)spec.1spec.2という2本のロッドを購入しました。今回はそのうちの一本、延べ竿の方を試すために城北ワンドにやってきた訳です。仕掛けは普通のウキ釣り。渓流、清流から里川、湖、漁港まで魚種を問わず、お手軽に小さな魚を狙うつもりです。で、今回のエサはこちら。

日本中、どこのコンビニでも入手可能な蒸しパンですw。特別なエサを用意しなくても釣りができるというのがトラベル・フィッシングでは重要ですしね。一応、鮒釣りで使う「野釣りグルテン」も持ってきてはいますが、少し歩いてみたところ、ヘラ師の方も釣れてない様子なので、寄せて釣るのは時間がかかりそう。なので、蒸しパンをエサに歩き回って魚を探すことにします。まあ、今日は竿の硬さ、調子、バランスなどを感じるために来ているので釣果は二の次ってことで気楽に打ち込んでいきます。

まずは、城北ワンドの4番あたりから10番あたりまでを歩きながら探ってきました。探る手順は比較的オーソドックスなスタイルだと思います。この竿を使う場合、長さが270cmなので岸から3mちょっと沖を狙うことが多くなります。まず、1cm角に切った消しゴムを針につけてウキを沈めます。ウキ下を調節してトップが水面下10cmの位置に来るようにすると、消しゴムを外してエサをつけたときに底から10cm上の位置に針がくるようになります。こうしてボトムから10cm切ったタナを中心に、レイダウンの際などを狙っていきます。ですが、全くアタリなし。というか、魚の姿も見えなければ、釣っているアングラーも見えません。2週間ほど前に気温が上昇してワンド内に小魚が入ってきたのですが、先週、寒の戻りがあって魚が抜けたみたいです。これはワンド内はダメかな。

少し歩いて毛馬のクリークにやってきました。ここの魚も姿が見えなくなっています。春はやっぱり魚の動きが早くて難しいですね。ダメかなぁと思いつつも、とりあえず、水中に沈んだ木の際を打っていきます。すると…ウキに変化が出ました。ん?じわーっと沈んでいきます。なんだろう、水草にでも絡まったかなぁ。持ち上げるようにラインを張ったら、クイッと抵抗がかかりました。何か針にかかっています。竿先にかなりの重さがかかっていますが、ゆっくりと浮いてきます、ゴミでも引っ掛けたのでしょうか。と、突然、左右に震え出しました。え?魚なの?これまで感じたことがない手応えに戸惑いを隠せません。何だ、これ?

上がってきたのは…。

カメーーーー!?

全長20cmを超える立派な亀です。しっかり口にフックアップしています。うわぁ、びっくりした。岸に上げてから、フォーセップを持ってきていたので危なげなく針を外してあげることができました。針が外れると、一目散に逃げ帰っていきますw。

それにしても、このロッド、最初のヒットがカメって(^^;)。亀は吉兆ってことで、意外なゲストを連れてきてくれる名竿になってくれるといいなぁ。

結局、その後も魚のアタリはなく、今日の釣果はカメ1匹に終わりました。まあ、竿の調子や感覚は掴めたので今日の目的は達成です。あれ?やっぱり今日はボウズってことになるのかなぁ。

ちなみに…スギが終わってもヒノキが猛威を奮っており、帰ったら目が真っ赤でした(><)。