今年最初の釣りではチヌを狙ってボウズを喰らいました。翌週末は城北ワンドで無謀にもビッグベイトを投げ倒してノーバイト。次の週末は「ガシラなら簡単に釣れるだろう」と夕まづめ釣行するもアタリなし。あれ？そういえば今年になって、まだ魚が釣れていません。１月も残り１週、来週末で釣れないと「１月丸ボウズ」という幸先の悪いスタートになってしまいます。ところが、次の火曜日から最強寒波がくるという予報…これはマズイかも(^^;)。
ん？火曜日から？ということは…月曜日が残ってるじゃないですか。タイドグラフを確認すると、新月に近い大潮、満潮19時10分…お！もしかしたら潮が動き出すタイミングと常夜灯が効き始めるタイミングが重なれば20時頃にワンチャンスあるかも。
ということで、月曜日の仕事後にいつもの漁港にやってきました。状況が良くないのか、釣り人の姿は全くありません。時刻は19時15分。明日も当然仕事があるので、今日は60分限定でやることにします。ターゲットはメバル。船着場周辺の水はクリアアップしており、船の陰にも魚の姿はありません。簡単じゃないかな。
それではタックル準備です。今日はもちろんエースタックルです。【ロッド】ソアレ エクスチューンMB S510SUL+-Sに【リール】REVO MGX THETA1000ssの組合せ、ラインはフロロの2.5lbです。ルアーは、アジスタ!1gにジャッカルのタイドビートをセットして始めます。
ちょうど満潮で潮止まりのタイミング、流れは全くありません。とりあえず、居付きの魚がいないかキャストしてみますがチェイスもありません。湾奥から堤防先端まで投げながら様子を見ていきます。表層からボトムまでレンジを変えながら探りますが反応なし。ライトの多い湾奥から堤防を進むと常夜灯の間隔が広がって暗い部分が増えてきます。あれ？期待していた先端近くの常夜灯が故障しているみたいです。うーん、２番目の常夜灯をメインに考えるしかなさそうです。水の動くタイミングが先端より遅くなるので時間的には厳しいかな。
先端まで歩いてくると、防波堤の角で軽く渦を巻いていました。時刻は19時45分、水が動き始めたみたいです。急いで２番目の常夜灯の近くに戻ります。明暗の境に陣取ってキャストしながら流れが出るのを待ちます。15分後、最初の流れのヨレが出来始めました。水面に小さな波紋、魚も入ってきたみたいです。すかさずキャストするも反応なし。ルアーをテトラワークスのチョップに変えて再度キャスト…反応なし。一投でルアーをチェンジ、次はギョピン1.7インチです。明暗の境にちょうどかかった流れのヨレにキャストすると、ピクンと竿先に反応。すかさず合わせを入れると針に乗りました。元気に泳ぎます。ん？なんか手応えが…。
上がってきたのは15cm弱のアジ。今年のファーストフィッシュです、ありがとう！それにしても、このサイズのアジが表層にいるのか。水温が思ったより落ちてないのかもしれません。ですが、群れは小さいようで連発はしません。流れのヨレが明るい部分にできていますが、そこに投げても反応は得られません。ヨレと明暗の境が重なるタイミングを待ちます。時間切れまで残り7分、ようやくヨレと明暗の境が重なる絶好の条件がきました。すかさずキャストしてルアーを10カウント沈めます。チョンチョンと弾いてから、スッとリトリーブを始めた瞬間、コツンという小気味いいアタリがきました。パシっと鋭く合わせると竿先がクイクイと絞り込まれます。お、この引きは！
上がってきたのは待望のメバル君。やったぁ、今年の初メバルです。サイズは15cm程度と小型ですが、綺麗な魚体にテンションも上がります。ですが、ここでタイムアップ、60分経過で納竿となりました。この後、粘れば数匹は追加できそうな雰囲気でしたが、さすがに月曜からあまり無茶はできません。大人しく終了しましょう。とりあえず、１月丸ボウズは回避できたので成果としては十分です。それに短時間集中で状況読みして当てられたので満足感も十分です。はぁ、寒かったけど楽しかったです。
