まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

フィッシングパーク高島の泉に行ってきました(2024年2月)

2月の最終週、休暇が取れたので久しぶりにエリアトラウトをやってみようと思い、約1年ぶりに滋賀県高島市にある「高島の泉」さんを訪れました。

JR湖西線新旭駅から歩いて20分ちょっとで到着。大阪からでもアクセスしやすい管理釣り場です。時刻は9時半。3時間チケット(¥3300)+たも網レンタル代(¥100)を受付で支払います。ここには3つのポンドがあるので「数釣りとかサイズ狙いとかポンドによってオススメありますか?」と尋ねたら、「今は3つとも同じ種類の魚が入ってるから違いはないですよ」ということでした。とりあえず、昨年釣った第2ポンドに入ります。

うわー、平日なのに人が多いなぁ。エリア人気の高まりを感じます。とりあえず、先行者の間隔が少し広いところに一声掛けて入れていただきました。さて、準備を始めましょう。

本日のタックルはこちら。【ロッド】カーディフNX S48UL-4【リール】カーディフCI4+ 1000Sの組合せ。ラインはナイロンの4lbが巻いてあります。そして、とりあえず最初はスプーンから投げてみます。

昨年の釣行時に当たりカラーとなった1.6gのLUMIONで始めましょう。まずはキャストして着水後すぐにリトリーブを開始。巻き取り速度はハンドル1回転1秒です。水質がクリアなのでチェイスも良く見えます。追ってくるけどバイトには至らず。次に着水後2カウント沈めてからリトリーブ開始…ショートバイトがありました。さらにカウント4でもショートバイト。ところがカウント6以上沈めるとアタリません。どうやら中層から上に魚が浮いているようです。ここでちょっとした問題が発生。今日は比較的風が強いのですが、私の立ち位置では風を真横から受けてしまいます。ロングキャストすると、ラインメンディングしても糸が風を受けてルアーが水面を滑ってしまいます。私の技術レベルだとこれより軽いスプーンできちんとレンジキープするのは難しそう。なので、ルアーを変えることにしました。

投入するのはクランク。↑写真はローテーションの結果、当たりルアーになったKUGA nanoです。糸ふけを少なくするため、少しショートキャストにして水面直下をゆっくりトロトロと引いてくると…ガツンという明確なバイト。スイープに合わせるとクイクイと小気味良い引きが楽しめました。上がってきたのは…。

レギュラーサイズのニジマス。色も綺麗、釣れてくれてありがとう!まずは1匹です。ここは湧水を使用しているので水温が安定しており、真冬でも高活性な魚がいるというとても楽しい管理釣り場です。しかも水質がスーパークリアなので魚が表層クランクを追う様子までバッチリ見えます。

ここでルアーをローテーションしてみますが、少し沈みすぎたり、動きが強すぎるとチェイスするもののルアーの10cm手前で見切られる感じ、なかなか手強いです。KUGA nanoに戻しましょう。キャストして、水面を割るか割らないかギリギリくらいをハンドル1回転3秒くらいでゆっくり引いてくると…よし、きた!

今度はホウライマス(無班ニジマスっぽいのが釣れました。1つのパターンは見つけたみたいです。プラグで釣れると嬉しさ2倍って感じ(^^)/。

ここで放流が入りました。すかさず金のスプーンに変えますが…結果的には反応なし。私の立ち位置までは魚が回遊してこなかったみたいです。その後もフローティングプラグを中心にサイトフィッシングで遊びましたが、太陽が高く上がってきたせいか魚の反応が悪くなりました。ちょっと他のポンドも見てみましょう。

やってきたのは第1ポンド。おや?ここは水が少しだけ濁っています。さらにラッキーなことに風を背中から受ける場所が空いていました。ちょっとスプーンでやってみましょう。

2.5gのスプーンにしてロングキャスト、ポンド中央を直撃してみます。カラーは濁りを考えて裏が黒系のカモフラ柄をチョイス。表層から順にレンジを落として探ります。すると、カウント4のレンジでひったくるようなバイト。ドラグ音が辺りに響き、ロッドが綺麗な弧を描きます。お、今日イチかも。

上がってきたのは35cmくらいのニジマス。素晴らしいファイトを味わわせてくれました。写真を撮ってすぐにリリース。バイトが深かったので、当たりパターンかもしれないと思い、同じようにキャストしてみたらもう1匹釣れました。再現性があるのがエリアの面白いところでもあります。水の色が違っても釣れるのか試したくなって、隣の第3ポンドに移動しました。

こちらは第2と同じくクリアです。第1で釣れたスプーンをキャストしてみますが…まるで反応がありませんw。なるほど、やっぱり水の色とルアーカラーって大事なんだなぁ。

お、残り時間が30分しかありません。最後にプラグでもう1匹釣りたいなぁ。ということで、KUGA nanoに戻します。湧水ポイント近くの流れがある岸際の魚を狙ってみましょう。流れにキャストし、上流方向に頭を向けます。流れに逆らってクネクネ動かせた後、力尽きたようにゆっくり流れに乗せてドリフトさせると…バフッ!下から突き上げるように食ってきました。

バイトシーンが丸見えでテンションの上がる一匹を最後にゲットして終了です。

3時間、あっという間でした。特に今回は途中からプラグをメインにサイトっぽい釣りをしたこともあり、数はそれほど伸びませんでしたが、魚がチェイスしてくる様子や最後の瞬間にルアーを見切る様子を観察できて、ルアーの動かし方の参考になりました。エリアは目の前に確実に魚がいますし、水質がクリアだとルアーへの反応も見られるので本当に勉強になります。

それにしても「平日なら空いているだろう」と考えていたのに予想は大外れでしたw。さすがに釣り物の少なくなる真冬はエリアを訪れる人も増えているのかもしれません。それに、こちらの施設は綺麗なトイレ完備でBBQ施設まで併設ですからね。そりゃあ、人気が出る訳です。あぁ、楽しかった。また遊びに来ます。

※帰り道、湖西線のダイヤが乱れて新快速がなくなり、普通電車で戻ることになった結果、遅延もあって京都まで1時間以上かかってしまいました。まあ今日は予定も無かったので、のんびりトコトコ帰ってくるだけだから別にいいんですけどねw。都市部と違って、電車の本数もそんなに多くはないので、電車釣行される方はスケジュールはゆったりめに設定した方が良いかもしれません、ご参考まで。