まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

初冬の神戸ライトソルトで季節の移ろいを感じる(2023年12月)

12月に入り朝晩は10度を下回る日も増えてきて、本格的に寒くなり始めました。さて、前回青野ダムを訪れてノーバイトだったこともあり、「今回はアタリのある釣りがしたいなぁ」と思って神戸市内のいつもの漁港にやって来ました。到着してみると、かなりの強風が吹いています。これはライトゲームには難しい日かな。

今日はあまり時間もありません。午前11時から2時間半だけの短時間釣行なのでサクッと準備を始めます。

本日のタックルはこちら。【ロッド】ソアレ エクスチューンMB S510SUL+-S【リール】コンプレックスXR C2000F4の組合せ。ラインはシンキングPE0.3号にフロロの4lbリーダーをセットしています。

まずはいつものようにアジスタ!1gギョピン1.7インチからスタートしますが、北西風が強すぎてまともに操作できません。そこでリグを変えてみます。

バス釣りのようにダウンショットにしてみました。これで堤防際のボトムを探ってみることにします。

ところが…30分やってアタリが一回もありません。ここでジグ単を一旦諦めてハードルアー系を試してみます。

まずはミニサイズのタイラバ系ルアーからやってみます。が、反応なし。この後、マイクロジグやアイスジグなど色々ローテーションしてみますが全くアタリがありません。コマセを撒いている人も釣れていないようで、何かが違います。

そこで、ルアーを投げるのをやめて漁港内を歩き回って観察することにしました。

パッと見て気づくこととして、水質がクリアアップしてきていることが挙げられます。さらに、動いている小魚の数がグッと減っています。湾奥の漁船の影に隠れている小魚も中層でじっとしている感じ。

少し歩いて潮通しの良い水路際にやってきました。潮の流れが堤防に当たってヨレができていて、その周辺にはスズメダイなどが泳いでいる様子も見られます。ん?ここだけ雰囲気が少し違うかも。ジグ単に戻します。アジスタ!1gにツインテールバーニーを着けて投げてみます。糸フケが出ないようにロッドティップを下げて水面近くで操作します。カウント30秒、ボトムを取ってからリトリーブを始めます。すると…ツン、という微かなアタリ。合わせますが、針に乗りません。一度ピックアップして同じコースに再キャスト。すると、また小さなバイト。うーん、ルアーの後ろを噛んでいる感じでしょうか。針の位置まで吸い込んでいません。そこでルアーを短めのチョップに変えてみました。もう一度、同じコースに投げると…今度は鋭い当たりが出ました。すかさず合わせると…針に乗った!

上がってきたのは小さなガシラ君。遊んでくれてありがとう!ルアーにちょっかいをかけてきていたのはこのサイズのようです。その後も手を替え品を替え試してみましたが、1匹も追加することができず、そのまま納竿となりました。

神戸港周辺の水温は約16.5度。この2週間で4度ほどストンと落ちてきています。そのせいで低活性なのか、ポジションを変えている最中なのかは分かりませんが、難しい時期に突入したのは間違いなさそうです。今日はデイの2時間だけでしたが、もう少し長い時間、夕まづめから夜にかけてしっかり調査してみる必要がありそうです。「釣れない理由」を探すために、近いうちにもう一度来てみよっと。