まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

初夏の神戸でメバルと遊ぼう(2025年6月)

6月に入りました。来週あたり梅雨入りでしょうか。今のところ、まとまった雨は降っていません。大量の真水が入って状況が変わってしまう前に、もう一度ライトソルトゲームをやりたいな、と思って神戸市内のいつもの漁港にやって来ました。少し風が強いなぁ。

時刻は17時半。あれ?釣り人の数が少ない…状況が良くないのでしょうか。とりあえず、準備を始めます。

本日のタックルはこちら。【ロッド】ソアレ エクスチューンMB S510SUL+-S【リール】ルビアスST LT2000S-Pの組合せ。ラインはエステルの0.35号に3lbのフロロリーダーを40cmほどつけています。そして最初はいつものようにこのルアーから。

アジスタ!0.6gギョピン1.7インチという組合せから始めます。それにしても、人が少ないなぁ。どういうことだろう?

水通しの良い水路エリアにやって来ました。あ、なるほど、そういうことか。この港、周囲に建物が多く風裏となる場所が比較的探しやすいのですが、唯一南側だけ何もありません。今日の風は南向き、遮るものがなくダイレクトに吹き込んできています。水路エリアの岩壁は南北に伸びているので、つまり強烈な横風、これは厳しいな。しかも結構早く潮が流れています。試しにキャストしてみると…あぁ、これは無理だ。ラインが横風を受けてしまってリグが沈みません。風の方向と潮の流れの角度が良くない感じ。流れのヨレもできておらず、魚が止まる場所も見当たりません。港内を1時間ほど歩き回ってみましたが、流れのある場所でジグ単の釣りが成立するポイントは見つけられず、仕方なく湾奥の漁船の係留場所にやって来ました。今回もここで居着きの根魚を狙います。湾奥は風も弱く、普通にキャスト可能です。まずは水深を確認。カウント40でボトムに着きました。5カウント毎にレンジを刻んでみます。ですが、アタリなし。あれ?水の色とかは悪くないんだけどなぁ。もう一度、キャスト…カウントダウン中に…スマホに着信。しばらくスマホを操作して、ロッドを握り直します。ボトムまで沈んじゃったかな。糸フケを取ろうとした瞬間、コツンというバイト、慌てて合わせを入れます。お、釣れた。

上がってきたのは、20cm弱のガシラ君。釣れてくれてありがとう(^^)/。それにしても、ベタベタのボトムでした。さっきカウント40でやってみて反応なかったんだけどなぁ。あ、もしかしてスイミングじゃないのか!もう一度キャストして、リグを沈めます。着底させてから、スイミングで引くのではなく、チョンと20cmほど跳ね上げてカーブフォール、着底したらまたチョンと跳ね上げてカーブフォール。すると、ツンという小さなアタリ。すかさず鋭く合わせを入れます。よし、針に乗った。

2匹目ゲットです。どうやら魚はボトムに張り付いている感じです。海底を小さなエビが跳ねるのをイメージしながらルアーを動かしていると、ツン…。また極小さなアタリが伝わってきました。パシッと鋭く合わせを入れます。お?ちょっと引きが違う。

上がって来たのはメバル君。やったぁ、本命ゲットですw。暗くなってるのにメバルも底ベタで浮いてないのかぁ。おまけにアジングみたいな小さなアタリです。かけるの難しいけど…これはこれで楽しいんですよね。魚の居場所と今日のヒットパターンは見つけたぞ。同じようにキャストして…ルアーを小さくボトムバンプさせていると…よし、きた。

ん?これ、何の魚だろう?ガシラみたいな模様ですが、ツノがあるw。毒でもあると怖いのでフィッシュグリップで掴んで、フォーセップで針を外します。

この後、ガシラが釣れ続きました。サイズこそ大きくありませんが、結構テクニカルにルアーを操作して、小さなアタリに合わせるのは十分楽しい釣りです。気づけば開始から3時間半が経過。さてと、ラスト1投にしましょう。

で、最後に2匹目のメバルが釣れてくれました。これにて納竿です。いやぁ、いっぱい釣れたなぁ。

最初、強風で全く釣りになりませんでしたが、終わってみればサイズは小さいながらもしっかりメバル達と遊べて楽しい釣りになりました。魚のいるエリアを探して、泳いでいるレンジを見つけ、反応するルアーと動かし方が分かると連発する…ライトソルトってこのパズルを解いていく過程が楽しいんですよね。魚のサイズじゃないんだよなぁ…って楽しみ方がマニアックですかねw。次は…梅雨入りしているでしょうか。どこに行こうかな。