4月の中旬になりました。まだまだ花粉症に苦しむ身としては、日中は出歩く気になれません。ですが、夕方からなら大丈夫かな…と思って、神戸市内のいつもの漁港にやってきました。
堤防上のアングラーの数は少なめ、まだ港内に魚が入ってないのかなぁ。この港、理由はよく分かりませんが、毎年3月頃に港内から魚が姿を消します。個人的には例年3月、4月と苦戦しているうちにブラックバスとハゼのシーズンが始まって、川に足が向くようになってしまうというのがパターンです。今年もバス釣りメインになる前に、ライトソルトをもう一度楽しみたくなって厳しい時期と分かっていながらやってきましたw。さあ、準備を始めましょう。
本日のタックルはこちら。【ロッド】ソアレ エクスチューンMB S510SUL+-Sはいつもの通りですが、【リール】ルビアスST LT2000S-Pは本日初陣です(^^)/。フィッシングショーで一目惚れして予約していたものが、やっと届きました。これからライトソルトのメインリールとして使っていくつもりです。ラインは今回はエステルの0.35号にフロロのリーダー3lbを結んでいますが、おそらくPE0.4号を巻いた替えスプールを用意して使い分けするスタイルになると思います。それではルアーを結びます。
ん?何を結んでいるのかって?明るいうちは根魚でも狙おうかと思って、マイクロテンヤとリアルオキアミワームをリグってみましたw。とりあえず、これでボトムを探ってみます。ていっ…30分無反応、何が悪いのかも分からないのでとりあえずジグ単に変更します。
アジスタ!1gにギョピン1.7インチといういつもの組み合わせからスタート。上げ潮の流れも発生していて、所々に流れのヨレもできています。状況は悪くないように見えます。
ところがこの後、ルアーをローテーションしながら全レンジを探りますが、全く反応がありません。気づいたら日没を迎えていました。
ここからが本番です。…ところがさらに1時間アタリなし。エサ釣りの人も全く釣れていません。これはメバルは無理かなぁ。ここで考え方をガラッと切り替えます。流れに影響されるエリアでエサを食べようとしている魚を狙うのではなく、流れの緩いエリアのストラクチャーに身を隠している居付きの魚を狙うことにします。港の一番奥、漁船の係留エリアにやって来ました。ルアーをギョピンに戻します。沖に向かってキャストしてボトムまで沈め、チョンチョンとアクションさせてカーブフォール。再びボトムを取ってからチョンチョンを繰り返します。岸際5mの石積みの角に差し掛かった時、コンという待望のバイトがありました。すかさず合わせを入れます。すると竿先に確かな生命感。やっとかかった。
上がってきたのは20cmほどのガシラ君、釣れてくれてありがとう(^^)/。ここまで3時間以上が経過しています。長かったぁ。
今のは良いアタリでした。同じパターンでもう1匹来ないか試してみます。10mほど立ち位置をずらしてキャスト。ボトムまで沈めてから、チョンチョンとアクションさせてカーブフォール。これを繰り返して石積み際へ。かけ上がりに差し掛かる場所で…コツン。また来た!
2匹目ゲットです。サイズは大きくありませんが、パターンはバッチリ。パズルを解いた時のような快感があります。よし、肌寒くなってきたからそろそろ帰ろうかな。
ここで納竿とします。結果的には3時間半でガシラ2匹と渋い状況でした。本命のメバルは気配も感じられませんでしたしね。もしかしたら深夜の時間帯であれば可能性があるのかもしれませんが、電車釣行している上に翌日仕事があるサラリーマンアングラーにはちょっと難しいですね。できる条件の中で楽しむしかないかなぁ。でも、ルビアスSTの初陣がボウズにならなくて良かった、それだけで今日は十分です(^^;)。次は…そろそろ川がメインかなぁ。