9月に入り、朝夕は少し凌ぎやすくなってきました。とは言っても、昼間は相変わらずの猛暑です。なので、今日は朝と夕方だけ釣りをすることにします。時刻は7時、まずは朝の部、JRおおさか東線の城北公園通駅から散歩を開始し、淀川を目指します。
歩くこと10分ほどで毛馬のクリークに到着、ここから釣りを始めます。午前中のターゲットはブラックバス。早速、準備を始めましょう。
本日のタックルはこちら。【ロッド】OUTBACK BEYOND S514Lと【リール】コンプレックスXR C2000F4の組合せ。ラインはフロロの4lbです。ルアーはまずは沈み蟲から。ただし、反応なければすぐにチェンジ、高速ローテーションでやっていきます。
始めてすぐに違和感に気づきます。クリーク内に時折浮いているバスを見かけるのですが、ルアーに全く反応しません。気づくギリギリにサイコロラバーを落としてみますが無視。目の前1mに投げてみますが、やっぱり無視。逃げることすらしません…溶存酸素量でも少ないのかなぁ、これは厳しそうだぞ。
30分ほどで毛馬クリークを見切り、城北ワンドに移動しました。ん?水が全然動いていません…本流との開口部にも寄ってみましたが、やはり流れはなし。魚の反応の悪さはこれが原因かも…周囲も誰も釣れていません、苦戦しそうです。
虫系、ミミズ系、小魚系ルアーをローテーションしますが、全くアタリなし。少なくとも中層より上でバスが反応する状態ではなさそうです。そこでエビ系を試します。
リグったのはハリーシュリンプのバックスライドセッティング。これをウィードが生えているエリアのエッジに投げて沈めます。すると…今日初めてコツンという小さなバイトがありました。そのままシェイクしますが、アタリは続きません。一旦回収し、少し位置を変えてもう一度キャスト。ラインを緩めてフリーでフォールさせます。着底したら、少し竿を起こしてボトムから浮かせ、再度糸を緩めて小さくバックスライド。すると、またコツンというバイトがありました。さらにラインを緩めると、スッと横に走ります。ここで、ラインスラックを巻き取ってから…合わせる!よし、針に乗った。…でも、あまり大きくはありません。
上がってきたのは20cmちょっとの小バス。釣れてくれてありがとう。
ところが、後が続きません。30分アタリもなく、城北を見切って対岸に渡ります。やってきたのは菅原ワンド。ですが…うわー、すごい数のアングラーが入っています。小さなワンドに約15人、投げる場所がありません。しかも水面はびっしりと繁茂したベジテーション(水生植物)に覆われていて4lbラインでは太刀打ちできそうにありません。諦めて右岸を下流方向に歩きながら、所々でルアーを投げていきます。
で、結局、この後3時間、一回もアタリがありませんでした。開始から4時間半、手持ちの給水ボトルが空になったところで午前の部終了です。小バス1匹だけという釣果と軽い脱水症状で足取り重く帰宅です。
そして夕方。一休みして体力も回復したので、今度はサイクリングで淀川右岸下流を目指します。西陽が暑いので、橋の影でやろうかな。
午後のタックルはこちら。
【ロッド】カーディフNX S48UL-4と【リール】カーディフCI4+ 1000Sの組合せ。ラインはフロロの3lb。そうです、夕方の部はハゼクラです。
いつものようにハゼクランクDRから始めますが、岸際まで追ってくるのは極小サイズのハゼだけ。サイズの良い奴はどうやら少し沖の深い場所にいるようです。ここでルアーをKURAKURAシンキングに変更して、少し水深のある場所を探ります。キャストすること4投、ひったくるようなバイトが出ました。
上がってきたのは元気なハゼ君、愛嬌のある姿に癒されます。さて、連発するかな…と思ったのですが、キャストの方向を変えるとアタリが出ません。ん?どういうことだろう?もう一度、最初に釣れた位置に投げると…アタリが出ました。なんでここだけ?
再度、同じコースに投げると…ルアーに何かが引っ掛かりました。回収してみると…枯れた笹の葉。どうやら、笹の茂みが雨で流されて沈んでいるようです。その周囲に魚が群れているみたい。立ち位置を変えて、沈んだ茂みの周囲をいろんな角度でルアーが通るように引いてみます。すると…。
釣れました。どうやら、今日のパターン発見のようです。その後、30分間、ポロポロと釣れ続いた後、茂みギリギリを狙いすぎて根掛かり、ルアーロストで本日終了となりました(^^;)。
朝のバス釣りは苦戦しましたが、夕方のハゼクラでなんとか攻略した印象になったので、淀川を満喫した楽しい一日になりました。それにしても、比較的近いエリアでバスからハゼ(今日はやりませんでしたがチヌ)まで狙えるなんて贅沢な環境です、ありがたいなぁ。