まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

秋の須磨浦漁港でカワハギと遊ぼう(2023年11月)

11月に入りましたが、今日も気温は27度、まだ冬の足音は聞こえてきません。とは言え、そろそろカワハギのサイズが上がってきてるといいな、と思って須磨にやって来ました。ん?駅のホームに降り立つと何やら砂浜の方が賑やかです。

どうやらビーチバレーの大会をやっているみたいで、屋台の出店みたいなのも出ていてすごく盛り上がっています。ラジオのDJみたいな放送もかかっていて、いつもと違う雰囲気…なんか夏っぽい。これはこれで面白いかな(^^;)。人混みを縫って須磨浦漁港に移動します。

港に入るとちょっと静かになりましたw。さて釣りの準備を始めましょう。水質を見ると…かなりクリアアップしています。さらに小潮の上げのタイミングですが、あまり水は動いていません。これは結構難しそうです。それではタックルを準備します。

本日はこちら。【ロッド】ラグゼ パックスタイルA4 S49FL-solid【リール】REVO MGX THETA 1000ssの組合せ。ラインはPEの0.4号にフロロの6lbリーダーがセットしてあります。普段はカワハギの時はベイトタックルなのですが…先日、ハゼ釣りに行った際に濡れたリップラップに足を取られて転倒してしまい、(幸いケガはしなかったのですが)ロッドティップを破損してしまいました。なので現在、ベイトフィネス用のロッドは修理依頼中です。修理費用¥6500は痛いなぁ(><)。まぁ、パックロッドは1ピースごとに交換できるので修理費用が安めなのは助かりますけどね。とりあえず、今日はバックアップ用のライトソルトタックルでカワハギゲームをやってみます。

エサはこちら。マルキューのパワーミニイソメ(中)の各色を半分に切ったものをケースに入れて来ています。これを市販の胴突き式カワハギ仕掛けに付けます。

早速、始めましょう。港の入り口に近い場所に入り、まずはボトムまで沈めてみます。着底したら、糸ふけを取って少しだけ底を切って反応を見ます。すると、すぐにツンという小さなアタリ。竿先をゆっくり上下させてから、再び止めると…ツン。すかさず合わせると、竿先に生命反応。ちっちゃいな。

上がってきたのは豆サイズのウマヅラハギ。これがつついているのか。20mほど移動して同じようにボトムを探ります。すると、さらに小さなアタリ。何だ?コレ。竿を煽って仕掛けを上下させると反応が遠のき、ステイを入れると極小のアタリが出ます。餌取りされること3回。即合わせの態勢を作って竿先に集中します。…ツン。ピシッと合わせが決まりました!上がってきたのは…。

なるほど!このサイズのフグがつついていたのか(^^;)。そりゃあ針にかからない訳です。偏光グラスで水中を覗き込むと、むしろ少しサイズの良い魚は中層に浮いているようです。ここでボトム狙いをやめて中層でステイさせる作戦に切り替えます。仕掛けを1.5mほど沈めてから中層で止めます。しばらくジッと止めていると綺麗にエサだけ取られます。そこでゆっくりと少しだけ上下させ、アタリが出るのを待ちます。すると…来ました。

ようやく本命のカワハギ君です。サイズは小さいのですが、この微かなアタリを掛けるのがカワハギ釣りの醍醐味でもあるので、コレはコレで楽しいんですよね。ちなみに今日はワームの色がかなりセレクティブです。アタリの多い順に、ピンク→緑→茶色→赤となっていて、赤にはほとんどバイトがありません。

この後もヒットはするもののサイズが伸びてきません。当たりカラーのピンクが残り少なくなってきたので、開始から90分で終了間近ということになりました。今日のアタリが出るパターンは分かってきました。まず1.5m沈めてステイ、最初のアタリが出たタイミングで少し竿を持ち上げます。それから秒速5cm位でスローに落としていくと、ツンというアタリが出ます。これで合わせずに我慢してさらに落としていくと、ツツンという少し強めの2回目のアタリ、ここで合わせます!よし針に乗った。

お、ようやくちょっと良いサイズのウマヅラハギが釣れました。これにて納竿です。潮の動きが少なく魚の活性が低い中、結構テクニカルで難しい釣りになりましたが、それなりに楽しむことが出来ました。

11月なのに気温27度という暑さの中でカワハギゲームを楽しめました。ここから一気に季節は冬モードへ移行していくはず。水温変化に伴いタフなゲームが増える時期になっていくので、釣果もシビアになっていくことが予想されます。でも、まだ水中はしばらく秋モードのはず。もうちょっとだけ、楽しませてもらえると嬉しいなぁ。