まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

トップウォーターでブルーギルと遊んでみた(2024年5月)

GW最終日、小雨が降りはじめた城北ワンドにやって来ました。おぉ、雨だから人が少ないかと思ったのですが、あちこちにレインウェアを着込んだバスアングラーの姿が見えます(※写真は人の写り込みの少ない角度を狙って撮っていますw)。

さて、それでは準備を始めましょう。本日のタックルはこちら。

【ロッド】カーディフNX S48UL-4【リール】カーディフCI4+ 1000Sの組合せ。ラインはフロロの3lbが巻いてあります。ん?そうです、バスタックルではありません。トラウト用のタックルです。そして、用意しているルアーはこちら。

今年の2月に『FP高島の泉』でも活躍したKUGA nanoエリアトラウト用のルアーです。今回はこれらを使って、タイトルの通り「狙って」ブルーギルを釣りに来ました。

ブルーギルというと、日本ではバス釣りの外道という扱いを受けることが多いのですが、アメリカでは人気の高いターゲットなのだそうです。これまで、あえて狙って釣ることはなかったのでメソッドは手探りですが、トップで釣れると面白そう…ということで表層系のプラグをいくつか持って来ました。では早速、キャストを始めます。

ギルは比較的水の動きの少ない場所で見かける印象があるので、ワンドの奥まった角っこなどを狙ってみます。KUGA nanoをキャストして、水面直下をテロテロとゆっくり引いてきました。すると後ろをワラワラとブルーギルがついて来ます。でもバイトなし。

ピックアップして再キャスト。今度はスピードに緩急の変化をつけてみます。すると、止めたタイミングにキスバイト、でもやはり針に乗るようなアタリではありません。

じゃあ、今度は少しラインスラックを出して、糸を弾くようにリズミカルに動かします。ルアーの頭がドッグウォークのように左右に振れますが移動距離は控えめ、水面に落ちた虫がパチャパチャと暴れている感じで動かします。すると…バフッ!水面を割ってバイトしてきました。一拍おいてスイープに合わせると…針に乗りました!トラウトロッドに小気味よい引き味が伝わります。上がってきたのは…。

本日の本命、ブルーギルです(^^)/。釣れてくれてありがとう!トップで釣れると楽しいなぁ(※ちなみにKUGA nanoは厳密には表層系クランクですが、沈めずに使っているのでここではトップウォーターとして扱っています)。それにしても、ルアーの動きで反応が全く違うのが興味深いです。この後、水面ただ巻き、ストップ&ゴー、一瞬沈めて浮上など様々な動きを試しましたが、深いバイトが出るのは最初の魚と同じ水面ドッグウォークの場合だけ。数匹追加した後、別のルアーでも試すことにしました。

結んだのはマイクロダーターのリオラ。ロッドティップで操作するとポッパーのようなアクション、リーリングではロールしながら少し沈むという独特の動きをするルアーです。このルアーでも色々な動きを試します。ですが…結果的には、同じように水面でパチャパチャとポッピングアクションを加えていた時だけ深いバイトが出ました。

このルアーでも数匹追加して、本日は納竿となりました。やってみると、ブルーギルブラックバスと比べて食わせるのは比較的簡単なのですが、深いバイトを出させるためにはアクションを微調整する必要があり、これはこれで面白いゲームだと感じました。何より、魚の反応が見えるので、ルアーの動かし方の練習になるなぁと思いました。また、時々やってみたいと思います。

ちなみにこの日、30cm位のバスの姿も何匹か見ました。シャローでペアになってネストを作っているみたいでミッドスポーン真っ只中という印象でした(※色々な考え方があると思いますが、私は見えるネストは狙わない派です)。単独で杭の横にボケーッと浮いているアフターっぽい魚がいたので試しにルアーを投げてみたら、3m先に着水しただけで一目散に逃げていきました。スポーニング絡みの時期に加え、GWで連日ルアーを投げられまくって警戒心maxという状態のよう。たぶん、今日はアフターのバスを狙っても私の腕では釣れなかったと思います(^^;)。もう少ししたら、次は少し大きめのルアーでバスもトップで狙ってみたいですね。