6月に入りました。今年は結構しっかり雨が降るので、濁りと水量増加で釣りがしにくい日も多く、今月に入ってあまり竿が振れていません。２週目の日曜日、雨が弱まったタイミングで城北ワンドに出撃です。
時刻は午前11 時半、さすがに雨の日は少し釣り人の数が少ないです。それでも20人ほどのバスアングラーが訪れています。水の色は…濁ってはいますがドチャ濁りとまではいかないくらい、何とか釣りはできそうです。では、準備しましょう。
本日のタックルはこちら。【ロッド】OUTBACK BEYOND S756Lと【リール】ヴァンフォードC2500SHGの組合せ。ラインはフロロの5lbです。
まずはジグヘッドワッキーで岸際を探ります。
ところが、数投して何か違和感が…。水面に時折波紋が広がるところを見ると生命感はあります。ですが、全くアタリがありません。ここから、頻繁にルアーローテーションを行なって状況を確認します。まずは虫系ルアーで水面の反応をチェック…反応なし。シャッドテールで横に引いてみますが、チェイスもありません。ギル系ワームをノーシンカーで落としてみますが不発。ヤマセンコーをロングキャストして沈め、一定時間放置してからちょこっと動かす、いわゆる「ほっとけ」系でも反応なし。ハリーシュリンプのダウンショットも当たらず。あげく、キャロまで組んでみましたが反応なし。３時間が経過して、バイト一回もなし。
すると、目の前をフラフラと25cm位の小さなバスが泳いでいるのが見えました。進行方向5m先にフリックシェイクのノーシンカーをキャストしてみます。すると…ルアーではなく、ラインの着水した波紋を見て一目散に逃げていきました。うわー、これは厳しいや。おそらく昨日、土曜日にものすごい数のルアーを見せられたんでしょう。警戒度MAXです。と、ここで50mほど先の方が30cm位のバスを釣り上げました。今日初めてのヒットシーン目撃です。近づいて挨拶しながら情報収集してみます。釣れたのはスピナベとのこと。ワームには反応がないらしく、ハードルアー中心で投げられているようです。
うーん、スピナベかぁ。濁った中でのフラッシングによるリアクションでしょうか。今日持ってきてないし…さっきの魚の反応を見ると横に引くワームでは釣れそうにありません。それなら…。
最終兵器、ブレーバーマイクロのダウンショットです。これでアタリが出なかったら私に打てる手はありません。これをレイダウンの際を中心に落としていきます。横に動かさずに縦に落として、アタリがなかったら、次のスポットへ移動。テンポ良く探りながら撃っていきます。すると、３ポイント目で竿先にピクンという小さなアタリが伝わりました。ですが…この啄むような感触は…。クイッと竿先が入った瞬間に小さく合わせるとロッドに生命感が伝わってきます。上がってきたのは…。
はい、やっぱりブルーギルでした(^^;)。ですよねー。まあ、引きは楽しませてくれたので感謝してリリースです。（ん？この模様…あ、前回の記事の正体はこれだったんだ！）その後も１時間ラン＆ガンで撃ちまくりましたがギルバイトばかり。最後に20cm弱の小バスがかかりましたがバラして終了。時刻は15時半、ここからが夕まずめのチャンスタイムかもしれませんが、雨もすっかり上がって晴れてしまい、藪蚊の猛攻が始まったので撤収することにしました。結局、４時間やってギルだけかぁ。久々に惨敗を喫しました。原因ははっきり分かりませんが、バスがすごく神経質になっていたのは感じ取れました。まあ、激戦区ってのはこういうものです。今日は自分に釣れる魚はいなかったってことで諦めて帰りましょう。さあ、次はどこに行こうかな。
