まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

菅原ワンドで夏バスを狙ってみよう(2024年7月)

7月中旬、週末の午後です。ここ数日、弱い雨が降ったり止んだりといった天候で、今日も時折パラパラと小雨が降っています。この天気ならワンチャンスあるかも…ということで菅原ワンドにやって来ました。5月にラインブレイクで50アップを逃して以来です(^^;)。

ワンド内の水はささ濁り、ルアーを沈めると1mくらいで見えなくなるくらいの濁り方です。ちょうどいい感じかも。早速準備を始めます。

本日のタックルはこちら。【ロッド】ゾディアス(パックロッド) C72MH-5【リール】ジリオンSVTWの組合せ。ラインはフロロの12lbが巻いてあります。そしてルアーはこちら。

スワンプスキニーのノーシンカー、今日はこれだけしか持って来ていません。これを岸際でフォールさせ、ボトムに着いたらチョンとワンアクション、反応がなければピックアップして移動というシンプルな釣り方です。キャストはせずにリールから糸を引き出しておいてフリッピングのように静かにアプローチします。そのため、7フィート2インチという長めのロッドを用意しました。

小雨のおかげかワンド内に先行者は2人と少なめ、目ぼしいポイントを撃っていくことができそうです。では始めましょう。

開始から10分経過、3つ目のポイントに入りました。オーバーハングの陰にそっとワームを落とします。ユラユラと沈んでいくルアーが見えなくなった辺りで、スッとラインが沈む速度が上がりました。さらにツツーッと横に走ります。お、食ったみたい。ラインスラックを巻き取ってから、思い切り合わせを入れます。すると…一気に竿先に重みが乗りました!ロッドが綺麗な弧を描きます。おぉ、いいサイズかも。魚は激しく暴れますが、今日のロッドはMH(ミディアムヘビー)と強めなので、魚に主導権を与えずにグイグイと寄せてくることができます。そして、無事ランディング成功!やったぁ。

サイズは39cm。先日バラした50アップには及びませんが、まあまあいいサイズ。楽しい引き味を味わわせてくれました。釣れてくれてありがとう(^^)/!

写真を撮ってからリリースを済ませた後、ラインが傷ついていないことを確認して、釣りに戻ります。少し移動して、再び岸際にワームを沈めます。この沈める時に、極力ラインに余分な力が加わらずにフリーフォールとなるようにすることが肝になります。同じことを16lbラインでやると、巻きぐせのループがロッドのガイドを抜ける時に少し抵抗がかかってワームのフォールスピードが一瞬遅くなるのですが、すると途端にバイト数が減ってしまうんですよね。結構シビアです。違和感なく落とせるのは、私の技術だと10lbか12lbが限界なので、今日は12lbを巻いて来ています。本当はガイド径の大きなスピニングタックルを使い、6lb以下のラインを使うのがいいのですが、先日のラインブレイクのトラウマがあるのでバイト数が減ることを覚悟の上で強めのタックルでやることにしました。

ボトムに着いたのでいったん回収。5m移動して再度岸際に沈めます。すると…ラインが沖に走っていきました。バイトです。スラックを回収してから、一気に…合わせる!すると、スポーンとバスが飛んできましたw。

釣れたのは20cmちょっとの小バス。いきなり水中から引っこ抜かれてびっくりしたことでしょう。驚かせてごめんね。アタリの大きさで魚のサイズは分からないので、こういうこともあります。ですが、このフォールの途中でラインが走って、スラックを巻き取ってから大きく合わせる、すると竿先にグッと重みが乗る…この一連の流れが私は「the バスフィッシングという感じがして大好きなんですよね。

結局、ワンド内を1周して2バイト2キャッチで終了。時間にしてわずか1時間の釣行でした。いろんなパターンを探りながら時間をかけて1匹に辿り着くのも面白いのですが、自分の好きな釣り方だけをやってみて、それで釣れる魚だけを狙う…というのも良いものです。ちなみに、この岸際フォールの釣りはおそらく2週間後にはできなくなります。ヒシ藻のようなベジテーション(水生植物)が繁茂して、ノーシンカーでは落とせなくなるからです。そうなると、今度は重めのシンカーを使ったテキサスリグでカバーの隙間をすり抜けさせる釣りに移行します。同じバス釣りでもシーズンの進行で有効な釣り方が変わっていくのが面白いところです。大好きなフォールの釣りですが、この場所では旬が短いので、今日はたまたま当たりの日に遭遇できたみたいでラッキーでしたw。はぁ、楽しかった。