まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

旅先でちょびっとだけ小物釣りを楽しんでみた(2024年5月)

5月の中旬、所用で九州を訪れました。天気も良く、まだ暑くはなっていない…外で遊ぶには最適なシーズンです。用事の隙間を狙って散歩に出ました。

いわゆる里川というのでしょうか、小さな川を見つけたのでタックルを準備します。今回持ってきたのはこちら。

【ロッド】RGM spec.3-OT 120。タナゴが釣れるかは分かりませんが、小魚全般を狙ってみます。そしてエサはこちら。

タナゴグルテンを表示分量どおりに作ります。ちなみに折りたたみのコップとステンレス製耳かきを使って練って、出来上がった練り餌は水泳用の耳栓を入れるケースで保管して乾燥を防ぎます(※このケース部分は試行錯誤中で工夫の余地がありそうですw)。では、流れの落ち込みから探り始めましょう。

岸際の少し深くなっている場所でアタリは出るのですが、風が強くなって水面が波立ってきてしまいウキの動きが見えません。しばらく頑張ってみたのですが、道糸のPEが風に煽られるようになってきたので少し下流に移動します。

小川が大きな貯水池に流れ込む場所まで歩いてきて風の影響を避けられる場所を探しましたが、風は強さを増すばかり。さすがにこの軽い仕掛けでは対応できません。一旦帰ることにしました。

 

そして同じ日の夕方、相変わらず風は吹いていますが、少しマシになってきた気がするので朝の貯水池に来てみました。ぐるりと周りを歩いてみたのですが、風が舞っているのか風裏と呼べるような場所はありません。かろうじて1箇所、草が風をブロックして水面が波立っていない場所を見つけたのでエントリーしてみます。

朝のエサを使って草の根元に投入。すると、早速アタリがありました。何かの魚はいそうです。ですが、風で水がかき回されたのか、濁りが入ってしまっており、沈んでいくシモリ玉はあまり見えません。親ウキの動きであわせるしかなさそうです。

針先にエサを引っ掛けて再度投入…集中します。親ウキがピクリと揺れました。すかさず合わせを入れてみます。お!針に乗った。小さな生命感が竿先に伝わってきます。そして、上がってきたのは…。

小さなイカ君でした。釣れてくれてありがとう。

この後、再び風が強くなり、2匹目は断念して帰りました。結局、旅先で2時間かけて小さな魚1匹を追いかける釣りになりましたが、これはこれで十分楽しめました(^^)/。何より荷物が圧倒的に小さくて済むのが強みですね。これなら、釣りができるかどうか分からないような場合でも、バッグの片隅にサコッシュ1つ忍ばせておけば隙間の時間で楽しめそうです。なお、道糸PEの仕掛けは風に超弱いことが判明したので、次回はフロロの仕掛けも用意しようと思いました。どんな釣りでも工夫の余地っていっぱいありますねw。次はどこに行こうかな。