2023年最初の釣りは、比較的1匹をゲットしやすいガシラ狙いのソルトゲームにしようと思ったのですが、思いのほか天気が良く温かいので、海ではなく川辺を散歩したくなりました。淀川右岸を歩きながら、目ぼしいポイントだけルアーを投げてチヌを狙ってみることにします。そんなに甘くはないでしょうけど。
エントリーは淀川河川公園。時刻は午前10時半。ここから下流に向けて歩き始めます。一応、タックルを準備しておきましょう。
今回はこちら。【ロッド】LAZY T76ML-6と【リール】ヴァンフォードC2500SHGの組み合わせ。ラインはPE0.6号にフロロ8lbのリーダーを結んで、5gのフリーリグを準備しておきます。ルアーはこの付近で実績のある熟成アクアのロッククローから開始。途中で仕掛けをリグったまま短くできるテレスコ(振り出し式)ロッドで機動力を上げる狙いです。
最初はいつものリップラップで投げてみます。あれ？水が動いてない。タイドグラフを確認すると…9時に満潮を迎えて潮止まり、14時半に向けて少しだけ下げる変化の少ない中潮。うーん、ちょっと厳しいかも。30分ほどキャストするものの、全くアタリもないので移動、さらに下流を目指します。
次に入ったのは夏場にハゼを釣っていたエリア。この時期にシャローの砂場に魚が差しているかは微妙ですが、沖のかけ上がりについているかもしれません。それにしても水がとても澄んでいます。ちょっとアピールを落とした方がいいかもしれません。
ここでルアーをアーバンシュリンプのウォーターメロンペッパーに変更します。
で、ここからは延々キャストしては50m移動して、またキャストしての繰り返し。全くアタリもないまま時刻はそろそろ午後2時です。
ようやく辿り着いた本命ポイント。水深のある場所と浅場が隣接していて、流れがよれている場所です。潮目もくっきり出ていていい感じ。最初から「釣れるならここかなぁ」と思っていた場所なので気合が入ります。数投ごとにルアーも変えながらじっくりと丁寧にボトムを探ります。ですが…約１時間をかけてみたもののアタリなし。どうやら今日はお留守みたいです。
「終了かな」と思い始めて、下流の方を見ると阪神電車が走っているのが見えました。ん？ということは、その向こうは伝法大橋。お！いいこと思いついた。せっかくなのでもう少し歩いてみましょう。
伝法大橋を渡って左岸に移動します。そのまま下流方面に移動すること数分。最後のポイントに到着しました。
この景色、そうです、もりぞーさんの映像でも一躍有名になったチニングポイント。通称「マンション前」です。さすが超メジャースポット。右岸は誰もいなかったのに、ここには数人のアングラーが入っています。時刻は午後3時過ぎ、残念ながらちょうど潮止まり付近でタイミングはあまり良くありませんが、折角なのでちょっと投げてみます。
底はゴロタ石でゴツゴツしています。なるほど、こんな感じなのか。折から向かい風が強まってきて飛距離が出ません。シンカーを7gに上げてみましたが、沖のブレイクには届いていない感じです。この条件なら長い竿で10g以上のシンカーが必要だったかも…。
結局、アタリはありませんでした。午後4時過ぎ、夕まづめを狙いたい所ですが、初めての場所なので暗くなる前に駅を探す必要があるため、ここで納竿にします。半日歩き回って、アタリ１回もなし。新年１発目は完敗スタートになりましたが、まぁ楽しく散歩できたので満足です。この後、駅まで歩いて帰ったのですが、スマートウォッチのログを確認したら16kmも歩いてました(^^;)。健康になっちゃうよ。次こそ、１匹取りたいです。
