まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

須磨浦漁港でカワハギ調査(2022年9月)

須磨浦漁港にカワハギの調査にやって来ました。もちろん、本番シーズンはまだまだ先ですが、今年もわいているかを見るためです。

水面がざわついているのはサバでしょうか。大潮で神戸港の水が入ったのか少し濁っています。2.5号のエギを持ったエギンガーが数人いるということは新子が釣れているのかもしれません。他はサビキの人が数人。カワハギ狙いの人は当然まだいません。

では、本日のタックル、今回はちょっと変化球です。【ロッド】SILVERCREEK STREAM TWICHER 51ULB-4【リール】月下美人AIR TW8.5L PE SPECIALの組み合わせ。ラインはPE0.6号にフロロ6lbリーダーが結んであります。このロッド、本来はトラウト用ですが、渓流への釣行機会が限られているのでライトソルトでも使っています(帰宅後の丁寧なメンテが必要です)。ティップが柔らかいのに感度が良いので、PEを使えばカワハギにいいかも…と思って投入してみることにしました。

仕掛けは市販のカワハギ用3本針に5gのダウンショットシンカーを装着し、エサはマルキューの「パワーミニイソメ」を使います。見た目はイソメですが、ピーチの香りというファンキーなワームです。

早速、潮通しの良い先端付近の堤防際に落とし込みます。ボトムまで沈めて、軽く上下に誘ってから短めのステイを入れます。モゾッ、何か触ってるなぁ。しばらく誘ってみますが、それ以上の反応はなし。上げてみると下の2本の針につけていたワームが齧られて、ほとんど無くなっています。あの微妙な違和感がアタリのようです。ワームをつけ直して再度投入。着底直後から集中します。モゾッ…ピシリと鋭くあわせると竿先に微かな生命感。上げてみると極小のフグが付いていました。なるほど、正体はこれか。その後もフグばかり、どうやら日光が当たっている面はフグだらけのようです。

堤防の影が水面に落ちているエリアに移動して再開。係留している漁船の間を釣る感じなので、流れはほとんどありません。真っ直ぐ仕掛けを落としてボトムに着いたら、チョンチョンと軽く煽ってからショートステイ。ピクンと小さなアタリがありました。さっきのフグのアタリとは違います。集中してもう一度チョンチョン…ステイ。ピクン…すかさず合わせるとロッドがギュンと引き込まれ、緩めに設定したドラグもジジジッと出ていきます。お、これは来たかも。

上がってきたのは、本命のカワハギくんです。サイズはまだ15cmにも届いていませんが、今年も須磨にいるみたいです、よかった。それにしても、このタックル、ロッドの柔らかさのおかげで、小さめサイズの魚でも引き味を楽しめるし、感度が良いので、小さなアタリを掛ける楽しさも味わえます。11月の大きくなったカワハギ相手だとパワー不足かもしれませんが、当面は十分これで楽しめそうです。

その後、90分ほどして日没が近くなり納竿しました。結果的に同じサイズのカワハギが4匹。個体数が多いとは言えませんが、この時期に小さいながらも群れを見つけられたので、冬の本格シーズンに期待が持てます。1ヶ月半くらい後に大型狙いでまた来ます。本日は良い調査ができました。