夕方の淀川にやってきました。のんびりハゼクラでもしながら夕涼み…を目論んでいたのですが、満潮で砂地部分が水没しちゃってます。ちゃんとタイドグラフ見てくるんだった。
ついでに、思ったよりも風が強いです。涼しくて過ごしやすいのですが、ハゼクラ用の軽いルアーはちょっと投げにくそうです。まあ、とりあえず準備しましょう。
本日のタックルです。【ロッド】月下美人MX MB 76ML-T-5と【リール】コンプレックスXR C2000F4の組み合わせ。ラインはPEの0.6号、リーダーはフロロの8lbを用意しました。ちょっと強めなのはチニングも意識してのことです。
まずはハゼクランクDRから始めます。上げ潮気味の下流からの流れを読んでキャストすると、強い横風でラインが膨らんでアタリが取りづらい状況、ラインメンディングの難易度がかなり高めです。それでも我慢して30分ほど投げましたが、何をやっているのか分からない状況で諦めました。チニング用のルアーにチェンジです。
チヌ魂7gにアーバンシュリンプをセットしてキャストします。ズル引きで反応を探りますが…30分投げても、コツンとも来ません。今日はハゼクラメインのつもりだったので、チニングの準備は最小限。リグ変更などのバリエーションも出来ません。場所を変えようにも、この手持ちにしっくりくるポイントが思い浮かびません。困ったなぁ。
ん？風が…急に弱くなりました。遠くに積乱雲が見えます。もしかすると、夕立が来る直前、空気の流れが変わったかもしれません。チャンス到来。
急いでハゼクラに戻します。水位が高いのでしっかり底を取れるようルアーはKURAKURAのシンキングタイプにしてみましょう。１投目、コツンとアタリがありましたが乗りません。リトリーブが早すぎるのかも。２投目、少し動かしてステイ、これを繰り返していると…プルプルと手元に感触が伝わってきました。よしっ。
上がってきたのは12〜3cmのハゼ。ようやく釣れました。と、ここでゴロゴロと雷の音がし始めました。急いで撤収です。難しい状況のなか、周囲を観察して一生懸命考えて１匹に辿り着く…こういうのも釣りの醍醐味ですよね。ハゼ１匹、どうにかこうにか釣っただけなのに、間違いなく楽しい釣行でした。
