まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

彦根散策のついでに琵琶湖の初夏の風物詩を狙ってみた(2023年6月)

梅雨の中休み、少し遠出をしてみました。大阪から新快速で約1時間半、今日のスタート地点はこんな風景です。

時刻は午前9時半、彦根駅から散策を始めます。駅前ロータリーから真っ直ぐ進んで10分弱、突き当たりを左折、まずは彦根城の外堀に到着。

お堀沿いに歩いていくと「近江牛プレミアムコロッケ(¥250)」の表示がありました。千成亭というお店のテイクアウトコーナーで1個買って、歩きながらいただきます。お、肉の脂の味がする、これがプレミアムかw。

しばらく歩くと今回の目的地が見えてきました。それが、こちら。

芹川という川です。対岸に点々と釣り人の姿が見えますが、みなさんが狙っているのがコアユ、琵琶湖の初夏の風物詩です。コアユというのは成魚でも体長10cm程度までしか成長しない琵琶湖特有の小さな鮎のことなんだそうですが、この時期、琵琶湖から流入河川へ遡上するらしく、地元の方はそれを狙っているようです。ちなみに、天ぷらにすると美味しいそうです。では、準備を始めましょう。

本日のタックルはこちら。【ロッド】RGM spec.1 270。エサはスーパーで買った釜揚げしらすを持ってきました。地元の方たちはラセンという器具にしらすのミンチと配合餌を混ぜた撒き餌を詰めて、サビキのような仕掛けで釣っています。私は「しらすを直接針につけても釣れるかな〜」とか軽いノリで1本針の仕掛けで始めてみます。

開始から30秒…早くも難しさが理解できました。川の中央が瀬のように浅くなっており、岸際にメインチャネルが通っているシチュエーションです。岸際には大きなニゴイがたくさん泳いでいます。コアユは中央の瀬の付近を回遊。なるほど、深場に落ちてきたコアユを狙って岸際にニゴイが待ち構えてる構図のようです。だから、コアユは中央付近に集まっているのか。うーん、3m弱のロッドではそもそも届きません。ロコの方が5m以上の長竿を使っているのは、こういう理由なんですね。たまたま群れが近づいた瞬間にエサを投入してみましたが完全に無視されました。そもそも、こんな大きなエサは食っていないようです。30分ほどやってみましたがギブアップ。釣れている方に見せてもらいましたが、コアユのサイズもやや小ぶりで私の針では大きすぎるようでした。仕方なくコアユは諦めて、流れの緩い逆ワンドで蒸しパン釣法を試します。すると…。

これは、カワムツでしょうか?蒸しパンを3mmの球にしてつけると入れ食い状態。投入するとすぐにウキが消し込みます。簡単に釣れ続いてしまい、15分ほどで飽きてしまいました(^^;)。竿を畳んで、ランチに向かいます。

本日のランチはせっかくの遠出なので奮発します。「近江や」さんで近江牛たたき御膳(¥2156)を注文。だし巻き卵にひこにゃんの焼き印が押してあります。お味は…肉の甘みが感じられて美味しいです。実は、普段あまり牛肉を食べないので他の牛との違いやコスパなどは分からないんですけどね…。

その後、お土産を買ったりしながら街中をブラブラして面白いものを探します。

こんな自販機もあったり、それなりに散策を楽しむことができました。1時間半ほど歩いて、暑くなってきたので駅に戻ります。総じて、彦根はお城周辺に観光やグルメのスポットがこじんまりとまとまっていて歩きやすい街と感じました。

駅に戻ると、ちょうど電車が出た直後、次の新快速まで30分待ちです。ホームでひこにゃんきんつばを食べながら電車を待ちましょう。本数が少ないので、きちんと時刻表を調べて行く方が効率良さそうですね。とりあえず、日焼けして疲れたのか、帰りの電車は爆睡でした。

※ちなみに駅前スーパーで帰りにご当地パンを購入しました。

つるやの「サラダパン」です。サラダと言っても、ポテサラとかが挟まっている訳ではありません。刻んだたくあんをマヨネーズであえたものが挟まっています。パリパリとした食感が面白い。味は…賛否が分かれるかもしれません。ちょっと個性の強いマヨネーズは苦手な人もいるかも。私はパリパリ食感が好きなのでアリですけどね。