まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

須磨のサーフで投げ釣り(2022年11月)

天気がいいので、砂浜で思いっきり竿を振りたくなって、久しぶりに投げ釣りをすることにしました。場所は須磨浦漁港の西側のサーフをセレクト。情報がある訳ではなくて、何年か前にカレイを釣った場所なので何となく選んでみました。

13時、到着すると砂浜にはポツポツと釣り人の姿があります。複数のロッドをセットして待っている様子なのでカレイ狙いでしょうか。私も早速、準備にかかります。

本日のタックル。【ロッド】LAZY T76ML-6【リール】ヴァンフォードC3000HGの組み合わせ。ラインはPE1.5号にフロロの22lbリーダーが結んであります。実は数日前に淀川をサイクリングするときに「いい場所があったらシーバス狙おう」と思ってセッティングしたままになっているので、チョイ投げなのにパワフルな設定になっています(^^;)。このロッドはテレスコ(振り出し式)のシーバスロッドです。キャスト可能重量が7〜35gと幅広く、仕舞寸法が50cm未満なので色々な用途に使えるんですよね。私はチョイ投げとLSJの二刀流の時などに持って行っています。

ちなみに、今回の仕掛けはこちら。立つ天秤スマッシュ5号にカレイ用仕掛け、エサはマルキューのパワーミニイソメ(太)です。カレイをルアーで狙うカレイングという言葉があるのは知っていますが、実際にワームで釣ったことはありません。カレイ釣りというと生き餌をつけた仕掛けを投げて動かさずに待つ釣り…のイメージなのですが、ワームは動かさないと釣れないのでどのくらいのスピードで引くのか試行錯誤するしかありません。

キャストを始めて10分、フィールドの状況に何だか違和感を覚えます。水がクリアすぎること、海藻に全く引っかからないこと、小魚の姿が見えないこと…これは浅場は難しいかもしれません。

ところが、今日の潮は潮位の高い状態が続く中潮、突き出した突堤の根元が水中に沈んでしまっており渡れません。突堤先端から沖のブレイクを狙うのがセオリーなんでしょうが、その手も封じられています。7フィート半のロッド、19gのシンカーで砂浜から投げても、私の腕では突堤の先の深い所までは届きません。うーん、困った。仕方なく考え方を変えます。突堤そのものを流れに変化をもたらす障害物と捉え、その周囲を探ることにします。

突堤の両脇を中心にキャストを続けること1時間。全くアタリもありません。「そろそろ仕掛けを変えようかな」と考えながら、3本目の突堤際を引いている時でした。竿先にプルンというアタリ。魚です。慌てず、もう一回ゆっくりと引いてからステイ。するとプルプルとさっきよりも強い反応がきました。すかさず大きく合わせます。針に乗った!

グイグイと竿先が引き込まれます。お!いいサイズかも。少なくともシロギスの引きではありません。もう少し大きな魚です。これはもしかして本命のカレイがきたのでは…。

上がってきたのは…30cmオーバーのフグ(笑)。君かぁ。確かに、ここでフグは釣れるけど…チョイ投げでこのサイズはあまり出ないような気が…。思いっきり脱力してしまいました。

その後、スピンテールジグに替えて投げ倒しましたが、怪しいショートバイト1回だけで終了となりました。

結果的にフグ1匹だけと釣果は奮いませんでしたが、気持ちのいい秋晴れの下、久しぶりに力一杯ロッドを振り回すことができて十二分に楽しめました。あー、スッキリした。