まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

厳寒期は淀川チニング(2022年2月)

遠出しにくい状況なので、また近場の淀川でチニングをすることにしました。

前回釣れたリップラップエリアにエントリー。

今日は13時からの2時間限定ショートゲームです。

昨日は少し雨が降ったのですが、今日は晴れて風も弱くポカポカ陽気です。ここしばらく寒かったので、この陽気は魚にとっても心地よいのではないでしょうか。昨夜の雨で水も少し濁り気味、高めの水位ながらゆっくりと流れもあっていい感じです。

シャローエリアに水鳥が浮かぶ姿もチラホラ見えて期待が持てます。

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では、タックル準備を始めましょう。時期的に前回よりも水温が低下して沖に魚が出ていることも想定されるので、遠投が効く長尺のエギングタックルを持ってきました。

【ロッド】セフィア エクスチューン モバイルS83MLに【リール】セフィアXR C3000SDHHGの組み合わせです。ラインはPE0.6号に8lbのフロロリーダーを結んでいます。

仕掛けは7gシンカーを使ったフリーリグで、今回も熟成アクアのロッククローでやってみます。

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1投目は軽く投げて、タックルのバランスとドラグを確かめます。問題なさそうなので、2投目はフルキャスト。8フィート3インチの長さを活かして一段沖を狙います。

着底してすぐに軽い違和感がありましたが、気のせいかと思ってズル引きを始めます。石にスタックしたので軽く竿を煽って外し、ラインスラックを巻き取ってから、ズル引きを再開しようとした瞬間に竿先にツンツンとアタリが来ました。気のせいではなかったようです。大きく合わせるとググッと竿先に重さが乗りました。しっかりフックアップしたようです。

竿を立てると、一瞬、力が均衡して静止し、その後、竿先がさらに力強く引き込まれました。ロッドが大きな弧を描き、ドラグ音が周囲に響きます。

「お、いいサイズかも。」

沈んだ障害物の少ないシャローエリアなので、いったん走らせた後、少しずつドラグを締めていきながら慎重に寄せてきます。ところが、浅いはずなのに下に下に突っ込もうとして、なかなか浮いてきません。

一進一退の攻防の後、やっと残り10m。まだ激しく頭を振って抵抗しますが、ようやく浮いてきました。魚体が見えました。黒い。

ランディングネットを伸ばして取り込み体勢に入ります。プロックスのオールインワンミニではサイズ的にギリギリに見えるので、久しぶりに緊張します。そっと寄せてきて、ネットに入った瞬間、思わずガッツポーズをしていました。

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計測の結果は43cmのチヌ。健康体で筋肉質の魚体をしており、長さ以上に強烈な引きを味わわせてくれました。急いで写真撮影を済ませ、エラに水を送って蘇生してからリリースすると、元気にすごい速さで泳いで帰っていきました。遊んでくれてありがとう。

その後、1時間ほど移動しながらキャストはしたものの、ショートバイト1回だけ。しかも余韻に浸りながら集中力も切れがちだったので早めに切り上げて終了しました。実際、最初のファイトだけでお腹いっぱい、十二分に満足しました。