まいとの週末トコトコ釣り散歩

パックロッド片手に電車や自転車で釣り歩くブログです。

城北ワンドでバス釣り(2021年11月)

※お出かけしにくい状況なので、過去に書き貯めていた記事をアップしています。

今回は淀川の城北ワンドを訪れました。言わずと知れた関西有数のハイプレッシャーフィールドで、特に土日は数メートルおきに人が立つ状態になることもあります。ヘラ師の方もたくさんなので、ハイシーズンは思うようにポイントに入れないこともしばしば。バスの個体数は多いものの、ものすごくスレており、私は毎年、春先から晩秋まで月に1、2回の頻度で訪れているのですが、普通にノーバイトもありうる難関フィールドです。

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この日は日曜日、天気も良くバスアングラーもたくさんいます。おそらく前日の土曜日も叩かれまくったのでしょう、ところどころに20cm位のバスが浮いていますが、やる気なさそう。今日も難しそうです。

 

では、タックル準備に入ります。本日は2本持ちで臨みます。スピニングタックルはロッド:スコーピオン2651R-5にリール:コンプレックスXR C2000(ラインはフロロの5lb)、ベイトタックルの方はロッド:スコーピオン1652R-5にリール:ジリオンSVTWにフロロ7lbを巻いたライトキャロ仕様です。

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まずはスピニングにヴァラップスイマーのノーシンカーをセットして30分ほど歩き回りながら投げてみますが、チェイスもありません。ワンド内の水は普段よりも濁った状態で、ターンオーバー気味なのか少し悪い印象です。

ふと、「本流も同じ状況なのかな」と思ってワンドの裏、本流サイドに行ってみると意外に水が澄んでいました。試しにヴァラップを投げてみると小魚が逃げる波紋が発生。ベイトがいるようです。もう少し沖にキャストしてゆっくりリトリーブしてくると竿先に明確なアタリ。ヒットです。上がってきたのは20cm位の小バス。その後、同じ場所で数投しましたが、反応がなくなったので移動することにしました。

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どうやら本流筋の水の方が良さそうなので、ワンドと本流のつなぎ目の位置に入ることにしました。ワンド側にバスが浮いているのも見えます。試しにヴァラップを投げてみましたが反応なし。横に速く動くものを追う気力はなさそうです。次にネコリグに変えて投げるも反応なし。ボトムでもないようです。フリックのジグヘッドワッキーにも反応しないところを見るとフォールでもなし。ミナモのノーシンカーを浮かべてみたら、興味を持って見にきましたがバイトには至らず。表層も違うみたい。どうやら中層サスペンドが狙い目のようです。

ここでベイトタックルに持ち替え。5gシンカーのライトキャロ、50cmの短めリーダーにソルテスラッガーをつけて投げてみます。ポンポンと上に弾くように持ち上げてからシンカーを落としてステイを繰り返す、いわゆる「リアクションキャロ」を意識して動かしていると、ラインがスーッと横に走りました。すかさずビシッと合わせを入れると心地よい引きがロッドに伝わってきます。上がってきたのは30cm位のバス。大きくはありませんが、パズルのピースがカチッとはまったみたいな感じで釣れたので満足感は高い魚です。

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今回も2時間半のショートゲームでしたが、ボウズ覚悟の難関フィールドで、小さいながらも2匹キャッチできて十分楽しめました。

ちなみに2匹目をキャッチした「リアクションキャロ」ですが、川村光太郎さんのDVD『陸魂マニアックス8 4RIGS』に収録されていた水中のリグの動きを見てから、釣果が跳ね上がりました。自分が操作しているワームのイメージができるようになったのが大きいみたいです。今では自分の主力級リグに育ってきたため、ジリオンSVTWのラインをライトキャロ専用の7lbに巻き替えたほど。とても勉強になる解説なのでオススメです。